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TICKETPRESENT

©2021劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 ©よしながふみ/講談社


よしながふみによる人気漫画を、西島秀俊・内野聖陽のダブル主演でドラマ化した「きのう何食べた?」。2019年にテレビ東京系列にて放送されるや、Twitterの世界トレンド1位となり、深夜ドラマ枠としては異例の大ヒットとなりました。最終回放送終了後には“何食べロス”となる人々が続出するほど人気を集めた「きのう何食べた?」がファン待望の映画化!11月3日(水・祝)に公開されます。

料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)役の西島秀俊、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)役の内野聖陽をはじめ、山本耕史、磯村勇斗ほか、個性豊かな人気キャラクターたちが総出演 ! 監督・中江和仁と脚本・安達奈緒子のタッグも続投 で≪チーム何食べ≫が再集結します。さらに、劇場版からの新キャストとして、SixTONESの松村北斗がケンジと同じ美容室に勤めるイケメン美容師・田渕として出演。

本作の主題歌がスピッツの書き下ろし楽曲「大好物」と聞いてファンの期待も高まっています。2LDK男2人暮らしのほろ苦くもあたたかい毎日と、日々の食卓の物語を描いた劇場版「きのう何食べた?」は11月3日(水・祝)より全国東宝系にてロードショー公開です。


©2021劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 ©よしながふみ/講談社


<ストーリー>
街の小さな法律事務所で働く弁護士・筧史朗【シロさん】(西島秀俊)とその恋人で美容師・矢吹賢二【ケンジ】(内野聖陽)。ある日、史朗の提案で、賢二の誕生日プレゼントとして「京都旅行」に行くことになる。賢二は夢のような出来事に大はしゃぎし満喫していたが、旅行中に史朗からショックな話を切り出される。そんななか、史朗が残業を終え商店街を歩いていると、偶然、賢二を目撃する。
その横には見知らぬ若いイケメンの青年(松村北斗)が…なんだか怪しい二人の姿!さらに小日向大策(山本耕史)から井上航(磯村勇斗)が居なくなったと相談を受け…。穏やかであたたかい毎日が一変。シロさんとケンジの今後の人生を揺るがす、物語が始まります。

<オリジナルグッズプレゼント>
劇場版「きのう何食べた?」の公開を記念して、オリジナル保存容器(非売品)とオリジナル保冷バッグ(非売品)のセットを抽選で3名様にプレゼントします。
ご希望の方は住所・氏名・年齢・ご連絡先と共に、劇場版「きのう何食べた?」オリジナルグッズ希望と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。
応募〆切は11/14(日)深夜24:00メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。


①劇場版「きのう何食べた?」オリジナル保存容器(非売品)


②劇場版「きのう何食べた?」オリジナル保冷バッグ(非売品)


<公開情報>
劇場版『きのう何食べた?』
TOHOシネマズ梅田 他で11月3日(水・祝)より公開
監督 / 中江和仁
脚本 / 安達奈緒子
原作 / よしながふみ『きのう何食べた?』(講談社「モーニング」連載中)
キャスト / 西島秀俊、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗、マキタスポーツ、松村北斗(SixTONES)、
田中美佐子(友情出演)、田山涼成、梶芽衣子 他
主題歌 / スピッツ「大好物」(ユニバーサル J /ユニバーサル ミュージック)
公式サイト / https://kinounanitabeta-movie.jp
© 2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 © よしながふみ/講談社


企画展「ミュシャ芸術博覧会」
19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いたアール・ヌーヴォーの代表的画家アルフォンス・ミュシャは、広告デザイナーとしても有名です。ミュシャは、現在のチェコ共和国で生まれ、パリの舞台女優、サラ・ベルナールのポスターを制作して一躍有名になりました。
さらにミュシャは、版画、絵画、彫刻、書籍など様々な技法で自らの芸術を表現した総合芸術家でもあり、本展“ミュシャ博”では、展示室を 1900 年のパリ万博の会場“グラン・パレ”と“プティ・パレ”に見立て、ミュシャのマルチなアートワークをジャンルごとに大公開します。また、ミュシャと現代の情報技術が融合した、 VR 体験などの映像コンテンツも体験できます。


― 企画展「ミュシャ芸術博覧会」の特徴 ―
1.ミュシャ館史上初。館全体がまるで博覧会のように楽しい雰囲気の中で、ミュシャの様々なジャンルのアートワークを大公開!

2.子どもたちのアート鑑賞のきっかけとして、ワクワクしながらアートを楽しめる展示とプログラムを展開します

3.ミュシャの作品をVR やプロジェクションアートなど先端の情報技術で観て体感ができます。

現代もな、お多くのファンを魅了し、女性たちにもスイーツの美しいキャラクターとして人気のアルフォンス・ミュシャ。芸術の秋に向けて、是非とも会場でミュシャの魅力を堪能してはいかがでしょうか?

<チケットプレゼント>
企画展「ミュシャ芸術博覧会」に、抽選で5組10名様をご招待いたします!
ご希望の方は住所・氏名・年齢・ご連絡先と共に、「ミュシャ芸術博覧会希望」と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。
応募〆切は10/17(日)深夜24:00メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。

<展覧会情報>
開催中~11/14 SUNDAY
企画展「ミュシャ芸術博覧会」
◼️会場/堺アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
◼️開館時間/9:30~17:15(入館は16:30まで)
◼️休館日/月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(11月4日)
◼️料金(税込)/一般510円、高校・大学生310円、小・中学生100円
◼️お問合せ/堺アルフォンス ・ミュシャ館(堺市立文化館)
〒590 0014 大阪府堺市堺区田出井町 1 2 200 ベルマージュ堺弐番館 TEL.072-222-7227
※小学生未満、堺市内にお住まいの満65歳以上の方、障がい者手帳等をお持ちの方と介助の方は無料
※20人以上の団体は割引料金適用となります。事前にお問い合わせください。
※その他各種提携割引制度あり


<次回企画展>
企画展「ミュシャ・スタイルの秘密」
■会期/2021年11月20日(土)~2022年4月3日(日)
堺 アルフォンス・ミュシャ館


3/27(土)より岐阜県可児市の可児市文化創造センター alaで上演される、文学座公演「昭和虞美人草」。高度経済成長の絶頂から終焉に向かう時代背景を舞台に、ロックに魅了された若者たちが互いに影響し合い“大人”になっていく様を描く。売れないロック雑誌を編集する者、司法試験合格を目指して勉強を続ける者、商社に就職する者…、変わりゆく時代の中でそれぞれの事情を抱えながら、大人になるとは何か、生きるとは何かを問いかける、マキノノゾミの翻案、

今回は可児市での公演に先立って、東京・信濃町の文学座アトリエで上演されている同公演の観劇レポートと共に、可児公演のチケットプレゼントをいたします!


文学座公演《昭和虞美人草》のみどころ ◎report/東端哲也
「漱石『虞美人草』が1973年の若者の群像劇に、劇場にロックの名曲が鳴り響く!!」

明治の終わりに、維新を知らない世代を意識して書かれた夏目漱石の名作「虞美人草」を、戦後30年以上を経た高度経済成長末期の昭和48(1973)年に置き換え、時代のうねりの中で錯綜する若者たちの群像劇に翻案した、文学座の注目公演《昭和虞美人草》。舞台となるのは気鋭のロック雑誌『エピタフ』の編集部だが、その事務所は主宰者である甲野欽吾の父親、代議士・甲野大吾氏の屋敷の書斎であり、中庭に面したフランス式の大きな窓や正面の暖炉、壁一面の立派な書棚など、ステージ全体が古めかしくて落ち着いた洋室の雰囲気を醸し出しているのが印象的。だがそこに登場するのは長髪の男たちであり、宗近はベルボトムのジーンズ、甲野はジョン・レノンを真似た丸眼鏡をかけて、いかにも当時のヒッピー風の出で立ち。そんな彼らが熱い議論を闘わせるのが“音楽論”などではなく、むしろ“人生”をテーマにしているのが本作の見どころかもしれない。もちろん劇中にはビートルズの〈レイン〉(※シングル盤〈ペイパーバック・ライター〉のB面)を始め、キング・クリムゾンやディープ・パープル、そしてレッド・ツェッペリンの楽曲がオリジナルのまま、ここぞという場面に登場するのでお聴き逃しなく。特に第1幕のラストでミステリアスな“悪い女”藤尾が(小野を巡る恋のライバルである)小夜子と対峙した後、デヴィッド・ボウイの名盤『アラジン・セイン』(1973年)をステレオのターンテーブルにのせ、B面3曲目の〈夜をぶっとばせ〉(※ストーンズのカヴァー)を大音量で聴きながら踊り狂うシーンは必見! 二つの時代を越えて令和に響く“ロック”な生き様に、ぜひアーラの小劇場で出会って欲しい。


<公演情報>
3/27 SATURDAY~3/29 MONDAY【チケット発売中】
文学座公演「昭和虞美人草」

■会場/可児市文化創造センター・小劇場
■開演/3月27日(土)17:30 、28日(日)・29日(月)14:00
■料金(税込)/全席指定 一般¥4,000 18歳以下¥2,000
■お問合せ/可児市文化創造センター TEL0574-60-3311
※未就学児入場不可 ※座席を間引いて販売いたします。

<チケットプレゼント>
文学座公演「昭和虞美人草」に、抽選で各回3組6名様をご招待いたします!

2021年 3月
①27 日(土)17:30 開演
②28 日(日)14:00 開演
③29 日(月)14:00 開演

ご希望の方は住所・年齢・ご職業・ご連絡先と共に「文学座応募」とご希望の回を明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。応募〆切は3/24(水)深夜24時メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。たくさんのご応募をお待ちしております!


岐阜県可児市の可児市文化創造センターと、イギリスのリーズ・プレイハウスが共同制作する『野兎たち』。日英のこの二つの地域劇場は2015年に業務提携契約を締結しており、今回の作品は、イギリス出身でハロルド・ピンター新作受託賞受賞作家であるブラッド・バーチが、日本の貧困などの現場もリサーチした上で書き下ろした新作戯曲を、イギリスのマーク・ローゼンブラットと文学座の西川信廣が共同演出したもの。キャストには日本とイギリス双方の役者がそろい、リーズで稽古を重ね、東京および可児で公演を行なった後、リーズ・プレイハウスでも作品上演の運びとなる。その東京公演を観た(2月14日19時の部、新国立劇場小劇場)。


シンプルな空間に、縦型2本、横型2本の可動式LEDパネル。パネルは適宜動かされ、そこに、字幕の他、景色や背景なども映し出されるという趣向だ。早紀子(スーザン・もも子・ヒングリー)は、イギリス人の婚約者ダン(サイモン・ダーウェン)と彼の母リンダ(アイシャ・ベニソン)と共に、ロンドンから可児市の実家に戻ってくる。父・勝(小田豊)と母・千代(七瀬なつみ)に、ダンとの結婚式について相談するためだが、その結婚の裏には少々思惑もあった。だが、名古屋で妻・康子(永川友里)と共に暮らしているはずの兄・弘樹を訪ねて、彼の会社の同僚である浩司がやってくるなど、4年ぶりに戻った実家の様子は何だかおかしい。そこには、勝と千代が隠す、ある秘密が――。


日本語タイトルこそ『野兎たち』だが、本作の英語のタイトルは『Missing People』であり、物語は、まさにその”missing”――見つからない、見当たらない――人物を一つの軸として展開していく。だが、行方探しではなく、”missing”の状態についてそれぞれの人々が抱く思いに焦点が当てられているのがポイントである。そして、勝と千代がとりつくろって見せるその反応には、少々不可思議でグロテスクにすら思えるところがあり、イギリス人作家が日本人たちをなぜこのように捉え、描き出そうとしたのか、日本人観客としては非常に興味深いものがある。そんな中で、自分にとって窮屈だった日本社会を抜け出し、ロンドンで暮らしている早紀子の反応は、人として多分に健全なものとして映る。そして、自身も心に傷を抱えながら、いかにもイギリス人らしさを感じさせる乾いたユーモア精神をもってこれをやり過ごして生きていこうとする、アイシャ・ベニソン演じるリンダの前向きさが救いとなる。リンダとダンの親子のシャープなやりとりもイギリス人気質を感じさせておもしろいだけに、公演を重ね、日本人のおもしろさも粒立つ舞台となっていくことを期待したい。

文=藤本真由(舞台評論家)

<公演情報>
2/22 SATURDAY~2/29 SATURDAY【チケット発売中】
可児市文化創造センター+リーズ・プレイハウス 日英共同制作公演
「野兎たち MISSING PEOPLE」

■会場/可児市文化創造センター・小劇場
■開演/2月22日(土)・23日(日)・26日(水)・27日(木)・29日(土)14:00、24日(月)・28日(金)18:30
※2月25日(火)は休演。
■料金(税込)/全席指定 一般¥4,000 18歳以下¥2,000
■お問合せ/可児市文化創造センター TEL0574-60-3311
※未就学児入場不可

<チケットプレゼント>
舞台「野兎たち」の下記の各回に、抽選で2組4名様をご招待いたします!
①2月22日(土)14:00
②2月23日(日)14:00
③2月24日(月)18:30
④2月26日(水)14:00
⑤2月27日(木)14:00
⑥2月28日(金)18:30
⑦2月29日(土)14:00
ご希望の方は住所・年齢・ご職業・ご連絡先と共に「野兎たち応募」とご希望の回を明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。応募〆切は2/19(水)深夜24時メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。たくさんのご応募をお待ちしております!


毎年師走のお楽しみとしてお馴染みの「大名古屋らくご祭」。
2008年にスタートして、今年で12回目の開催となります。
今年は、3会場5日間9公演と過去最大の規模で、出演噺家は総勢27名という堂々のスケール。
大御所から若手まで、江戸から上方からため息が出る豪華メンバーが勢ぞろいします。
会場はお馴染みの日本特殊陶業市民会館ビレッジホールに、昨年から復活した御園座、そして、今年リニューアルオープンした中電ホールと其々の会場ならではの雰囲気で、たっぷりと話芸を楽しめます。今年の笑い納めも是非「大名古屋らくご祭」で!






<公演情報>
●会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
日時/12月19日(木)19:00
「食うねるところ住むところ」
出演/春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥、林家彦いち

日時/12月20日(金)14:30、18:30「師走らくご1」
出演/林家木久扇、桂文枝、林家正蔵、柳家花緑、桃月庵白酒

●会場:中電ホール
日時/12月21日(土)13:00、17:00
「土曜は爆笑競演会」
出演/
(13:00) 桂雀々、立川生志、柳亭小痴楽、春風亭昇也、玉川太福(浪曲)
(17:00)桂雀々、立川生志、立川吉笑、桂宮治、玉川太福(浪曲)

●会場:御園座
日時/12月22日(日)13:30、17:30
「師走らくご2」
出演/
(13:30)三遊亭好楽、桂文珍、柳亭市馬、林家たい平、三遊亭兼好
(17:30)三遊亭好楽、桂文珍、柳亭市馬、林家たい平、三遊亭萬橘

日時/12月23日(月)13:30、17:30
「令和元年年忘れ落語」
出演/三遊亭小遊三、三遊亭円楽、桂米團治、立川志の輔、立川談春

・寄席文字コーナー
橘右太治:12月19日(木)・20日(金)橘右橘:12月22日(日)・23日(月)

<チケット情報>
12月19日(木) 4,800円 ※全席完売
12月20日(金) 6,000円
12月21日(土) 4,000円 ※13:00残席わずか
12月22日(日) S席7,000円 A席6,000円 ※13:30完売
12月23日(月) S席7,000円 A席6,000円 ※全席完売
※全席指定・税込※未就学児入場不可※A席は2階後方6列
※開場は開演の30分前です。
※都合により出演者が変更になる場合がございます。
その場合チケットの払い戻しは致しかねますので予めご了承ください。

<チケットプレゼント>
「大名古屋らくご祭2019」の下記の各回に、抽選で3組6名様をご招待いたします!
①12月20日(金)14:30
②12月20日(金)18:30
③12月22日(日)17:30
ご希望の方は住所・年齢・ご職業・ご連絡先と共に「らくご応募」とご希望の回を明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。応募〆切は12/16(月)深夜24時メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。たくさんのご応募をお待ちしております!


木梨憲武はとんねるずとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動しています。1994年に「木梨憲太郎」名義で名古屋で開催した初個展「太陽ニコニカ展」から数えると、国内では今回で実に9度目の個展となります。2015年にはニューヨークでの個展を実現。今回は木梨が得意とするストリートカルチャーの発祥地であるロンドンから展覧会を昨年6月にスタートしました。16ヶ所を巡回するこの展覧会が愛知県名古屋市の松坂屋美術館で、本日9月13日(金)から10月20日(日)まで開催されます。


本展のサブタイトルは「Timing -瞬間の光り-」。これについて木梨は「タイミングが全て合う時に、何でもスタートしたいと思っています。絵も同じで、描きたいタイミングや色を塗りたいタイミング、いきたくなるタイミングがあるんですよね。人との出会いや色んなものから受ける刺激も、何か起こるべきタイミングがあってのことだと思うんです。そんなことを考えてテーマにしました。」と語る。取材が行われたのは「セーヌ川」という作品の前、この作品については「1994年の名古屋の個展後にフランスに行ったときに描いたものですね。TV番組の企画で、日本代表の僕とフランス代表の若い画家で対決して描いたものをギャラリーに持ち込んで、「どちらの絵をギャラリーに置きたいか」ジャッジしてもらったら僕が勝ったんです。若い画家がかなりヘコんでいたので一杯奢ってやったのを覚えてます(笑)。最初は番組のADさんが持っていたマジックで描いたモノクロのものだけだったんですが、それを転写して新たに色を加えたものが出来上がりました。実際セーヌ川はこんな色をしていないですけどね。」と、お笑い芸人としての一面を覗かせるエピソードも披露した。終始木梨特有のユーモアを交えながら取材は進んだが、木梨の目の光は表現者そのもの。お笑いもアートもファションも、木梨にとってはそれぞれ等しく自己表現の手段であるのかもしれません。


シンプルなタッチから、細やかな作業と時間を要する緻密な作品。鮮やかな色使いでハッとさせるかと思うとモノクロでシックな雰囲気を醸し出すこともある。素材も一般的な画材から、ダンボールやパッケージの断片を使用したものまで、その作風は多彩。絵画、ドローイング、映像、オブジェとその表現方法もバリエーションに富んでいます。これらの作品は、木梨憲武のジャンルレスな生き方そのものを具現しているかのようにも感じられます。展示数は150点以上。是非会場にて、木梨憲武ワールドを体感してください!


<チケットプレゼント>
「木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-」に、抽選で
5組10名様をご招待いたします!
ご希望の方は住所・年齢・ご職業・ご連絡先と共に、「木梨憲武展希望」と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。
応募〆切は9/18(水)深夜24時メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。たくさんのご応募をお待ちしております!

<展覧会情報>
9/13 FRIDAY~10/20 SUNDAY【開催中】
「木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-」
■会場/松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
■時間/10:00〜19:30(19:00最終入館)
■料金(税込)/大人\1,200 中学生以下\600
※未就学児無料
■お問合せ/松坂屋美術館 TEL.052-264-3611(10:00〜19:30)


この夏必見のクリムト展、
過去最大級のスケールでいよいよ開催!!

19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト(1862-1918)。華やかさと世紀末的な官能性をあわせもつその作品は、いまなお圧倒的な人気を誇ります。今回は没後100年の記念展覧会。初期の自然主義的な作品から、黄金様式の時代の代表作、甘美な女性像や数多く手がけた風景画まで、日本では過去最多となる油彩画25点以上を紹介します。ウィーンの分離派会館を飾る壁画の精巧な原寸大複製による再現展示のほか、同時代のウィーンで活動した画家たちの作品や、クリムトが影響を受けた日本の美術品などもあわせ、ウィーン世紀末美術の精華をご覧ください。

「クリムト展」を楽しむキーワード

1.黄金様式
クリムト作品の魅力の一つは、金をふんだんに用いた豪華絢爛な表現にあります。彼は中世美術やビザンチン時代のモザイク装飾などに感銘を受け、物理的に輝く素材を初期の頃から取り入れました。背景や衣服の模様に施された金は、工芸品のような装飾性とともに描かれた人物の美しさを際立たせます。




2.ウィーン分離派
1897年に保守的なウィーンの画壇から離脱し誕生した芸術家組織です。初代会長のクリムトを筆頭に、コロマン・モーザーやヨーゼフ・ホフマンらが集い、既存の体制にとらわれない新たな芸術を模索しました。同年に設立した分離派会館では、絵画や彫刻に加えデザインや工芸、建築といった芸術の諸分野を一体化する「総合芸術」の理想を掲げ、実験的な展覧会「ウィーン分離会派展」を多く開催した。


3.ベートーヴェン・フリーズ
全長34メートルを超える壁画《ベートーヴェン・フリーズ》はクリムトが40歳の頃に手掛けた大作。ベートーヴェンの交響曲第9番に着想を得て、黄金の甲冑で武装した騎士が幸福を求めて敵に向かい、楽園にたどり着くまでの旅路が絵巻物のように展開する。天使たちによる合唱と、男女の接吻で締めくくられるこの作品は、金やガラス、真珠母貝などの素材を用いた「黄金様式」の代表作です。


4.風景画
クリムトは生涯にわたり、数多くの風景画を手がけています。オーストリア・ザルツカンマーグート地方にあるアッター湖は、夏の滞在地として19世紀末に多くの芸術家が訪れた場所で、クリムトも愛人エミーリエ・フレーゲを伴って定期的に訪れていたそうです。そして、この地に建つカンマー城を繰り返し描いています。官能的な作品で知られるクリムトが癒しを求めた風景画、これも彼の大きな魅力です。

<チケットプレゼント>
「クリムト展に、抽選で5組10名様をご招待いたします!
ご希望の方は住所・氏名・年齢・ご連絡先と共に、「クリムト展希望」と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。
応募〆切は7/21(日)深夜24:00メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。

<展覧会情報>
7/23 TUESDAY〜10/14 MONDAY・HOLIDAY【7/22(月)まで前売券発売中】
「クリムト展 ウィーンと日本1900」
◼️会場/豊田市美術館
◼️開館時間/10:00〜17:30(入場は17:00まで)
◼️休館日/月曜日、ただし8/12、9/16、9/23、10/14は開館)
◼️料金(税込)/一般 前売¥1,400 当日¥1,600 大学生 前売¥1,100 当日¥1,300
◼️お問合せ/豊田市美術館 TEL.0565-34-6610
※高校生以下無料
※大学生は7月23日(火)から8月4日(日)まで無料
※障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明)その他、観覧料の減免及び割引等については豊田市美術館「観覧料」のページをご確認ください


現在、豊田市美術館にて好評開催中の「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」。
この展覧会は、16世紀のピーテル・ブリューゲル1世に始まり、ブリューゲル一族が150年に渡り優れた画家を輩出し続けた歴史を辿ります。この展覧会は貴重なプライベート・コレクションを中心に選び抜かれたおよそ100点で構成され、これまでにローマやパリでも開催されました。ピーテル1世からひ孫のアブラハムらに至る4世代が描いた絵画は宗教画、風景画、風俗画、寓意画、静物画など多岐に渡ります。この展覧会での注目作品を、いくつかご紹介します。

(宗教画)
一族の祖であるピーテル1世は雄大な風景を描きつつ、ヒエロニムス・ボス風の版画下絵で人気を博し、「第二のボス」と呼ばれました。ボスがキリスト教的な価値観を明確に示すのに対し、ピーテル1世は人々の現実の姿を冷静に見つめるところに彼の革新性があります。その観察眼は二人の息子をはじめとする子孫に引き継がれていきます。


ピーテル・ブリューゲル1 世(下絵)ピーテル・ファン・デル・ヘイデン(彫版)《最後の審判》1558年 Private Collection

(静物画)
静物画はヴァニタス(虚栄)という概念を表しており、どんな美しさもいずれ朽ち果ててしまうという道徳的なメッセージとして受け取られました。17世紀中頃のオランダにおける花の静物画の流行は、異国からもたらされた新種への関心や、史上最初の経済バブルとも言われるチューリップ投機に支えられていました。また、カトリック教会による対抗宗教改革運動にとっても花の絵は重要な役割を果たしています。


ヤン・ブリューゲル1世ヤン・ブリューゲル2世 《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》 1615-1620年頃 Private Collection

(風俗画)
ブリューゲル一族の画家たちは、農村の日常風景をしばしば描いています。そこには日々の労働によって腰の曲がった農夫や、物乞い、酔っ払いなどが描かれ、彼らの日常の姿を垣間見せています。しかし、そうした日常を描いた作品だけでなく、祭りや婚礼の祝宴など、非日常的な場面で喜びを爆発させる農民たちの姿もまた、一族の主題となりました。 ピーテル2世は、父と同様に、ときに農村へ出向いて、彼らの身振りや態度などをつぶさに観察しました。婚礼やダンスにおける農民たちの習慣や態度は、人間の本質を表すものとして、そのメタファー(比喩)となっているのです。


ピーテル・ブリューゲル2世 《野外での婚礼の踊り》1610年頃(Private Collection)

(寓意画・神話画)
ヤン・ブリューゲル2世は寓意画や神話画を得意とする画家でした。寓意画は抽象的な概念を視覚的に理解するための効果的な方法とみなされ、愛や平和、豊穣といった概念の擬人像が描かれます。また、非日常性や異国性を付与するために、オウムやトラ、ライオンといった当時ほとんど目にする機会のなかった動物を描き加えることもありました。 こうした作品には古代ギリシア哲学や、それに影響を受けたイタリア・ルネサンスの思想が反映されています。しかし、ヤン2世をはじめとしたブリューゲル一族による作品では、イタリア的な思想以上に、注意深い自然観察と、精緻な細部描写というネーデルラント地方の伝統を見てとることが出来ます。


ヤン・ブリューゲル2世 《地上の楽園》 1620-1625年頃 Private Collection

<チケットプレゼント>
「ブリューゲル展に、抽選で5組10名様をご招待いたします!
ご希望の方は住所・年齢・ご職業・ご連絡先と共に、「ブリューゲル展希望」と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。
応募〆切は6/20(水)深夜24:00メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。

<展覧会情報>
〜7/16 MONDAY・HOLIDAY 【開催中】 
「ブリューゲル展 画家一族の150年の系譜」
■ 会場/豊田市美術館
■ 時間/10:00〜17:30(入場は17:00まで)
■ 料金(税込)/当日 一般¥1,500 高大生¥1,100 中学生以下無料
■ お問合せ/中京テレビ放送 事業局 TEL.052-588-4466(平日9:30〜17:30)
※会期中の毎週月曜日休館(7/16は開館)
展覧会HP:http://www.ctv.co.jp/event/brueghel/


「歌声にのった少年」(パレスチナ)

ぎふアジア映画祭は、岐阜市でアジア各国の映画を上映する映画祭。市民スタッフと共に創りあげてきて、今年で39回目を迎えました。映画は、総合芸術であるとともに、生活や歴史、文化、宗教など多様な価値観をダイレクトに伝えてくれる、優れた情報媒体でもあります。『ぎふアジア映画祭』は岐阜市民の目に触れる機会の少なかったアジアの作品を上映し、アジア各国の文化・風習を紹介します。また、監督のトークショー、雑貨やお菓子の販売、ワークショップなど、様々なイベントも開催し、映画への親しみと理解をより深めて頂けます。

今年の注目は、映画祭の締めくくりを飾る「この世界の片隅」(日本)の上映と共に開催する、コトリンゴのスペシャルライブ!オープニングテーマ曲の「悲しくてやりきれない」を始め、優しい歌声とピアノ演奏で紡いだ映画の世界観を堪能するまたとないチャンスです。※詳しくはH.Pをご覧ください。


「この世界の片隅に」(日本)

<第39回ぎふアジア映画祭 これからの上映スケジュール>
◯11/11(土)
10:30~台北ストーリー(台湾)@岐阜市民会館大ホール
13:30~PK(インド)@岐阜市民会館大ホール
◯11/14(火)
19:00~台北ストーリー(台湾)@岐阜市文化センター小劇場7
◯11/18(土)
10:30~歌声にのった少年(パレスチナ)@岐阜市民会館大ホール
13:30~ソング・オブ・ラホール(パキスタン)@岐阜市民会館大ホール
◯11/19(日)
10:30~ソング・オブ・ラホール(パキスタン)@岐阜市民会館大ホール
13:30~歌声にのった少年(パレスチナ)@岐阜市民会館大ホール
◯11/27(月)
13:30~時をかける少女(日本)@岐阜市文化センター小劇場
16:00~ぼくらの七日間戦争(日本)@岐阜市文化センター小劇場
19:00~伊豆の踊子(日本)@岐阜市文化センター小劇場
◯11/28(火)
13:30~伊豆の踊子(日本)@岐阜市文化センター小劇場
16:00~野菊の墓(日本)@岐阜市文化センター小劇場
19:00~時をかける少女(日本)@岐阜市文化センター小劇場
◯12/2(土)
13:00~、18:30~この世界の片隅に(日本)126分@岐阜市文化センター小劇場
16:00〜コトリンゴライブ@岐阜市文化センター

<チケットプレゼント>
「第39回ぎふアジア映画祭」の鑑賞チケット1回券を、抽選で2組4名様にプレゼントいたします!
ご希望の方は住所・年齢・ご職業・ご連絡先と共に、「ぎふアジア映画祭希望」と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。
応募〆切は11/14(火)深夜24:00メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。ぜひご応募ください!

<ぎふアジア映画祭>
開催期間:〜12/2(土)
会場:岐阜市文化センター、岐阜市民会館、ほか
料金(税込):1回券¥800、3回券¥2,100、10回券¥5,000
※コトリンゴライブは別途チケット必要
※未就学児入場不可
お問合わせ:058-262-6200(岐阜市文化センター)
ホームページ:http://gifuasia.com


墨絵アーティスト、西元祐貴。音楽の野外フェスのメインステージでライブペインティングを行い1万8000人から大歓声を受け、福山雅治コンサートのウェルカムボードを作成し、人気ゲーム「戦国BASARA4」のキャラクターを描き、香港で行われたオークションでは西元の作品が約130万円で落札された。オリックスバッファローズや福岡ソフトバンクホークスなどスポーツ球団とのコラボや、日本太鼓演劇集団「DrumTAO」と舞台とのコラボを行うなど、2011年からのアーティスト活動とは到底思えない充実度だ。“墨絵”という究極にシンプルな方法で、多彩なイマジネーションと表現を行う、注目のアーティストが「神の手・ニッポン展Ⅱ」にて名古屋初の展示を行う。それに先駆けて久屋大通公園で行ったライブペインティングの後に話を聞いた。


――墨絵を武器に世界的に活躍されていますが、そもそもなぜ墨絵だったのでしょうか?

もともと僕はデザイン学校に通っていて、そこでグラフィックアートやアクリル絵、油絵など多くのことを学びました。学んでいるなかで、僕は絵を書くことが好きなようで好きじゃないのではないかと思うようになったんです。というのも、長時間かけて突き詰めて書くことがストレスというか・・・瞬発的に表現をする方が合ってるなと感じたんです。そこで墨絵と出会いました。

――先ほど、久屋大通公園で行われた東海テレビ主催のイベントのステージ上で墨絵を描いてくれました。わずか15分ほどで、織田信長が馬に乗っている躍動感あふれる絵が完成しました(『神の手・ニッポン展Ⅱ』では、その絵も展示される)。さすがにこのスピード感は、ライブペインティングだからというのもあるかとは思いますが、基本的に下絵なしの一発勝負で素早く描かれるというスタイルなんですよね。

はい。それと、白と黒でしかない表現に自由を感じたんです。シンプルであるからこそ観る人にとって違うようにも感じられますよね。1本の線をどう表現するかの方に面白みを感じたんです。

――もともとアーティストとして始まりが、地元である福岡市内でのライブペインティングとのことですが、西元さんのアーティストとしての表現したいものとはどういうものなのでしょうか?

もともと躍動感あふれる絵を描くのは好きです。ただ、実は今、風景画を描いたりしてるんですが、静と動の対比のようなものにも興味を持っています。

――墨絵と言うと、例えば今日描いた織田信長など“和”を感じさせるものなどをイメージしてしまいます。西元さんの場合、龍や武将なども描きますが、スポーツをしている選手の絵など、墨絵のイメージにはないものも描かれていますよね。

やはり墨絵というと仰るように龍などをイメージされると思うんです。最初はそうやって単純にイメージされるのが嫌でスポーツ選手を描いたりしていました。ただ今は、そういう固定概念もなくなって、龍や武将、女性など、自分が描きたいものを描いています。

――最近は「陶墨絵」という陶土の板に釉薬で描き、高温で焼き上げるという作品も始められたんですよね。このような手法を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

仕事としてオファーを受けたのが始まりです。墨絵と同じように描くと、焦げるし、色が出ないし、全然出来なくて。それが悔しくて1年ぐらいかけて試行錯誤を繰り返しました。それでその奥深さが面白くなって、今も続けています。墨絵と違って、他の色も使っていますしね。最初はそぎ落とした白と黒の表現から始まったんですが、逆に今は余裕ができて、他のものを取り入れるのが面白くなってきました。

――削ぎ落とされたものからはじめて、徐々に新しいものにチャレンジしていってるんですね。最初はあれもこれもつ詰め込みすぎて、そこから削ぎ落とされていく方が大多数のように思うのですが、それが逆というのも面白いです。今回、「神の手・ニッポン展Ⅱ」でもそんな作品たちが観られるのが楽しみです。

名古屋は初の展覧会になるので、作品を観てもらうのを楽しみにしています。


<チケットプレゼント>
「神の手・ニッポン展Ⅱ」に、抽選で5組10名様をご招待いたします!
ご希望の方は住所・年齢・ご職業・ご連絡先と共に、「神の手・ニッポン展Ⅱ希望」と明記の上、当ホームページの「CONTACT」よりメールにてご応募ください。
応募〆切は11/7(火)深夜24:00メール到着分までです。当選者の方には別途ご連絡申し上げます。ぜひご応募ください。人間が作り出した究極の匠の技をご覧ください。

<展覧会情報>
~12/3SUNDAY【開催中】
「神の手・ニッポン展Ⅱ」
■会場/テレピアホール
■時間/11:00〜18:00(最終入場は17:30まで) ※10/30(月)・31(火)は休館
■料金(税込)/一般\800 高校・大学生\600 小・中学生\400 ※未就学児入場無料
■お問合せ/東海テレビ放送 事業部TEL.052-954-1107(平日10:00〜18:00)