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東海地方では夏の風物詩的な作品として親しまれてきたミュージカル「アニー」が今年も名古屋にやってくる!
孤児院で暮らすアニーが両親との再会を信じて奮闘する姿は厳しいオーディションと稽古を乗り越えた少女たちの熱演とも重なり子どもから大人までを感動と興奮の渦に巻き込んできた。
しかも今回、コロナ禍の短縮版ではなく、フルバーションが復活!!
アニー役の一人である西光里咲、グレース役の笠松はるが作品に賭ける想いや、あらためて感じた喜びなど語ってくれた。

西光さんに質問です。オーディションの経緯を教えてください。

西光:2016年の「アニークリスマスコンサート」を観た時にモリーになりたいと思いました。2017年の「アニー」で小金花奈ちゃん(2023年ジュライ役)が演じるモリーを観て「絶対、モリーになる」と決め本格的にレッスンを始めました。2018年、2019年のオーディションに挑戦しましたが、最終審査で落ちてしまい、それでも「アニー」が大好きなので、絶対アニーになる!!と心に決め、今回のオーディションに挑戦しました。実際に選ばれた時は本当に信じられなかったです。今まで一緒に頑張ってきたレッスンの仲間たちの名前が次々と呼ばれ、より一層やりたい気持ちが強くなりました。他の作品で共演したようこちゃん(深町ようこ)が呼ばれた瞬間は、まさか一緒に合格できるとは思わなかったので、「私はダメだったかな」と思いましたが、最後に自分の名前が呼ばれ本当に嬉しかったです。

東京公演の手応えはいかがでしたか。

笠松:今年は4年ぶりに2幕のフルバーションが戻ってきたんですよ。私は参加して3年目なのでフルバージョンを体験するのは初めてでしたが、お客様が2時間半の全部のシーンを待ち侘びていたんだと実感しました。印象的だったのは、アニーが大富豪ウォーバックスの養子になると告げるセリフがあるんですけど、ある日その時に客席から拍手が起こったんです。他のシーンでも物語の細部まで心を寄せて反応してくださるお客様の熱気に、我々のほうが感動をもらった感じです。本当に幸せな日々でした。

西光:初めて経験したこともあり必死だったのですが、東京公演を無事に完走することができ感謝の気持ちでいっぱいです。フルバーションはとにかく楽しいです。フーバービル(貧民街)のシーンが大好きで、アニーのキャラクターが引き立つセリフもたくさんあります。全国ツアーでは、さらにパワーアップした姿をお見せできるよう頑張ります。

笠松:不思議なもので、春公演であれだけ回数を重ねても一回寝かせて再び夏公演に向けてお稽古をすると、深みを感じられることが結構あって。食べ物と同じですね(笑)。あらためて頭から稽古をやっていくんですが、毎年、全然違う感覚をもらえるんです。その理由には子どもたちの成長もあり、自分自身に役がさらにしみたということもあると思います。熟成させた舞台を各地のお客様に観ていただくことが楽しみです。



西光さんはアニーをどんな人だと考えていますか。

西光:明るく元気なのはもちろん、行動力と影響力のある女の子だなと思います。自分と似ている部分は絶対にあきらめないところです。本番までの期間は、とにかく自分を磨き、自分が思うアニーをどう表現しようかを考えました。舞台稽古に入ってからは、あまり考えずに自分の感じたままを表現するよう努め、自分はアニーだと信じ、楽しんで演じました。

本当の子どもたちが演じる「アニー」には特別な作品性がありますね。

笠松:彼女たち、例えば里咲ちゃんはまさにアニーと今同い歳で、この11年の人生において、今回出演している事は人生の物凄い割合を占めていると思うんですよ。そこに若いエネルギーが全力投球する強さは計り知れない。孤児たちもそうですし、ダンスキッズの皆もそう。賭ける覚悟や、今しかない輝きにはかなわないなと。これだけ子どもが活躍して、何十年という歴史を持つ作品は他にないですよね。音楽もストーリーも素晴らしく、「アニー」は子供達がメインをつとめるミュージカルの金字塔なんです。一方で大恐慌を乗り越えようとする大人たちのエネルギーは、コロナ禍を経た現在と通じるところがあり、すべての世代にメッセージがあります。大人にも観ていただきたい作品です。

東海地方の観客にメッセージをお願いします。

笠松:4年ぶりのフルバーションをぜひ劇場で体験してください。特に愛知公演は劇場が広く、そこにオーケストラの生演奏が入る。最初のトランペットソロに始まり、最後の私たちのコーラスまで、音が響き渡って本当に気持ちいいんです。エンタテインメントを生で体験できる機会なので、楽しみにお越しいただけたらと思います。

西光:私が「アニー」を観て憧れを抱いたように、観てくださったお客様の心にも何かを届けられたらうれしいです。暑さも吹き飛ばすようなエネルギーあふれるモップのみんなと頑張るので、ぜひ観に来てください!

◎Interview&Text/小島祐未子



8/18 FRIDAY~8/20 SUNDAY
丸美屋食品ミュージカル「アニー」
チケット発売中
■会場/愛知県芸術劇場大ホール
■開演/11:00/15:00
■料金(税込)/S席 ¥8,900 A 席 ¥6,900
■お問合せ/中京テレビクリエイション TEL052-588-4477
※4歳未満入場不可
※チケットは1人1枚必要