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NEMOのGood Music A to Z

VOL.76

ミュージシャンのなかには料理好きが結構多いです。音楽と料理の共通点はなにか?詳しく紐解いたことはありませんが、1つ挙げるとすれば、共通点はたぶん「女の子にモテたいから」だと思います。(たぶん違う。もっとちゃんとした理由がある)そんなわけで今回は「モテるパスタの作り方」を伝授します。モテるためのかっこいい所作について説明しますのでメモのご用意を。さて、パスタには大きく分けて4つの作業があります。①麺を茹でる②ソースを作る③麺とソースを混ぜる④お皿に盛り付ける。これをいちいちカッコよくしていきます。さっそく①から。まずフライパンでも鍋でもいいのでたっぷり水をいれてお湯を沸かしましょう。ポイントとしてお湯に「塩」をしっかり入れること。大きなスプーン1〜2杯。指先で舐めてみてしっかり塩の味がするくらい。この行為を業界では「麺釜に塩をキメる」と言います。ここでモテポイントです。お湯に指を突っ込んで味見しているあなたを、後ろから彼女が「なにやってんの?」と聞いてきます。そしたらすかさず「塩キマってるか見てんの」と答えてください。かっこいいですね。さて次に沸騰してきたら麺を入れます。ここでまたモテポイント。1人前は100gを基本とします。麺を片手で掴んで100g握れるようにしましょう。これは陰で何度も練習します。握っては”はかり”に乗せて100gちょうどの「感覚」を手に覚えさせる。後ろにいる彼女から見ると、雑に掴んでいるように思えますが、しっかり100g掴んでいる男。かっこいいですね。そうして麺を掴んだらお湯に入れるのですが、ここで再びモテポイント。麺を「横」にして入れても大丈夫な大きさのフライパンや鍋なら良いのですが、そんなに大きなものがない場合、麺を掴んだまま「縦」にしてお湯に浸けます。地面に杖を突くように押し込む。しばらくするとお湯に浸かった部分が柔らかくなり曲がってきます。そのままグイグイ下に押し込んでいきます。半分以上麺が曲がってきたらリリース。ワイルドですね。かっこいい。というわけで、まだ①しか説明していませんが、あなたはもうすでに1/4かっこいい。そんな1/4の純情な感情なあなたたちに捧げる曲はこちら!(次回は②から説明します)

「Song in the key of life」 Stevie Wonder
1976年発売 Amazon音楽ランキング806位

スティービーワンダーさん。まだこのコラムで紹介しておりませんでしたね。アメリカ出身、現在76歳の超有名シンガーソングライターです。このアルバムはレコードやCDでいうと2枚組でボリュームがありますが当時のグラミー賞総ナメ「SirDuke」「Iwish」「Isn’t shelovely」「As」など名曲がたくさん詰まっている大好きなアルバムです。主にキーボードを弾きながら歌いますが、ドラムも上手いし、ハーモニカも超絶うまいです。生まれてすぐ目が見えなくなりますが、実は見えている説も浮上。しかしこれはゴシップでしょう。かつて私が20代の頃、所属事務所アーティストが勢揃いして大晦日に横浜八景島シーパラダイスでカウントダウンライブをしたことがあり、その時の最後に全員で「Iwish」を歌いました。野外ステージだったので真冬だったのですが、若気の至りでTシャツで張り切って出演したところ、めちゃくちゃ寒くて次の日の正月から風邪で寝込んだ思い出があります。笑。ちなみにスティービーはつくねが好きで、来日するたびに原宿の焼き鳥屋さんに行っていたらしいです。もしかしたら料理も好きかもしれませんね!…というわけで今回は「T.(付き合ってはいけない男3Cは)C.(カメラマン)C.(クリエイター)C.(カレーをスパイスから作るミュージシャンです)」的ミュージックでした!