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VOL.71
お米がなかなか手に入らなくて困りますね。私はほぼ毎日料理をしていますのでお米を炊くときに毎回迷います。今日はパスタにしておくか、いや、日本の農家のためだ!とあえて米にしたりして。でも高い…。早く落ち着いて欲しいです。ところで皆さんは、デートでよく食べる人とそうでもない人、どちらが好きですか?私はよく食べる人、おいしそうに食べる人が好きです。でも、せっかく美味しいお店を見つけて連れて行っても「いまダイエット中だから」とか言ってあまり食べない子いますよね。男から見たらどこが太っているのかさっぱりわからないし「そんなことないよ〜」と言っても怒られそうで返答に困りますね。そこにさらに「チヤホヤされ慣れている玄人感」が加わると厄介ですね。いろんな男に奢られ慣れているから、お会計の時に財布も出さず「いいんですか〜?」と絶妙なタイミングでニコッと微笑まれる。あの玄人感も手強い…話が少しそれましたが、やっぱり「おいしい!」と言ってたくさん食べてくれる人がいいです。キレイでオシャレなお店も良いですが、吉田類が行くようなちょっと気の利いた昭和な居酒屋に一緒に行けるような人なら尚良いですね。三軒茶屋に80歳を超えたおばあちゃまが一人で営む居酒屋があります。そこは大皿でお惣菜が並んでいるんですが、どれも美味しい。でも、それを盛ってもらうときカウンターにこぼれたりする。それをおばあちゃまが手づかみでボン!とお皿に戻す。それはそれで良いんですよね。笑。高い店でも安い店でもコスパが良いこと、要は、納得できるものが出てくるなら良いのです。もっともコスパがいいのは私の手料理。いつ女の子が部屋に来てもいいように、何をオーダーされても作れるように日々腕を磨いております!私が20代の頃、テレビでキムタクが片手で卵を割っていました。それを見てモテそう!かっこいい!と思いました。今では私も片手で卵を割れます。というわけで、そんな私と同じく、モテるために片手で卵を割る練習をした君たちに捧げる曲はこちら!
「monk’s music」Thelonious Monk
1957年発売 Amazon音楽ランキング21445位
セロニアスモンクさん1917年生まれのアメリカ人で有名なJAZZピアニストです。指をまっすぐにするような独特なタッチでメロディーやアドリブを弾く彼のスタイルは人気が高く、私も好きです。昔見たテレビの特集で彼はアドリブ(即興演奏)において「いつも次にどの音にするか迷いながら弾いている。そして選んだ音に自分が驚くんだ」みたいなことを言っていました。かっこいい。そして「私にとって静寂は騒音なんだ」とも言っていました。かっこいい。曲として有名なのは「ラウンドミッドナイト」や「ブルーモンク」などがありますが、私があえてこのアルバムを選んだのはジャケットが可愛いからです。よく見るとサングラスのテンプル(つる)の部分が「竹」なんです。なんてオシャレ。映像や写真を見ても、なんとなく当時の他の人とは一線を画すオシャレさんであり存在感を放っていましたね…。というわけで今回は「H.(本当にかっこいいのは)T.(卵を片手で)W.(割ることじゃ)N.(ない気がする!)」的ミュージックでした!
