男にとっては当たり前のことでも女子にとっては知らないこと。逆も然り。そういうことって多々ある気がしますが、このまえ、ある飲み屋で隣になったノリのいい女子から質問を受けました「ねえねえ、あのさ、男の人が足を組む時ってさ、あれどこにあんの？」「は？？」そんなこと知らないの？と、男にとってなんでもないことでも女子にとっては「疑問」のようで…。考えたこともなかったので「ん〜〜〜、そうだな〜、挟んでるかな…いや、乗っかってるわ！」とその場で足を組んでみました。「邪魔じゃないの？」いやいや、まったく邪魔じゃないから。普通ですよ。「へえ〜〜〜！！！」じゃあじゃあ、俺も聞くけどさ！と反撃。「自転車に乗っててさ、スカートが覆い被っててサドルにおパン○ィ直の状態で乗ってる子いるじゃん？あれってどうなの？下着直だよ、直！」「いや〜まあそんな子もいるよね、特に気にならないけど、だからサドル泥棒とかいるんじゃない？？」と男にとっては不思議なことも、あっさり返答。今度は俺が「じゃあさ、男子トイレに丸いシールが貼ってあるの知ってる？？」当然「え？知らない。なんで？」「あれは、貼ってあると、心理的にそこにめがけておしっこするようになるから、便器はみ出さないようになるんだよ！」「え？え？、そんときって、あれ持つの？手で持ってんの？？」「いや、持たないと、ズボンにおしっこかかっちゃう！」「え〜〜〜！！！？？？なんで？なんで？」と散々どうでもいいバトルを繰り広げたあげく、「あ、終電だから帰るね〜！またね〜」とあっさり健康的に出て行かれ、取り残された時の「モヤモヤ感…」男にしかわからないだろうな〜〜。wというわけでそんな想いを１度はしたことのある君たちにお届けする１枚はこちら！！

「ANNA」SERGE GAINSBOURG
1967年作品 Amazon音楽ランキング6725位

セルジュゲンスブール。フランス人の作曲・作詞家、歌手でもあり、映画監督、そして俳優といった多くの肩書きを持つ男性です。1991年に62歳で亡くなっていますが、今でも多くの熱狂的ファンがいます。有名な曲といえば「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」「夢見るシャンソン人形」など。どこかで耳にしたことがあると思います。とてもエロスを感じるカリスマです。でも今回取り上げたのは女優アンナ・カリーナ主演の映画「アンナ」のサントラ。元々、俺はビートルズが好きで、ジョージハリスンの「Wonderwall（不思議の壁）」というマニアックなアルバムがあって、その映画の主演がジェーン・バーキンで、それでゲンスブールにたどり着いて…と結構レアな道のりで知ったわけですが、当時20歳そこそこの自分にとっては未知の「おしゃれ世界」でして、1998年に日本初公開された時に見に行き衝撃を受けました。アンナ・カリーナという女優さんはブリジットバルドーほど派手ではありませんが、どことなく包容感があって、、個人的に好きだったのです。この映画のなかで彼女が着ている透明なレインコートが欲しくて当時必死で探していましたww。（なかったけど）ヌーヴェルヴァーグだのゴダールだのなんだの、よく知りもしないで掘り下げていった自分の中では憧れの存在。そんな感性もあったはずの俺ですが、今じゃ足を組んだ時のチンポジの話をしているのでありまして…www。いかんいかん…。少しはおしゃれにしようと思う45歳でございます。というわけで今回は、「A.（あわい）K.（期待を胸に）O.（大人）のふりしてS.（紳士）にバイバイ！的なミュージック」でした！