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清水ミチコのシミズム

光浦靖子さんが久しぶりにカナダから帰国しました。
私と、たんぽぽ・白鳥久美子さん、
森三中・黒沢かずこさんの4人のグループは、
年齢がバラバラなのに、
何かというとすぐ集まったりしていた仲です。
数年前に光浦さんがカナダに行ってしまったので、
やっとこないだ久々に再会できたわけです。
そこでふと思い出したのは、
コロナの流行した数年前のこと。
「できるだけ人と密にならない・しゃべらない」、
というおふれが出てたんですよね。
なので、
「せめて4人でリモートでしゃべろうよ」となりました。
数回やってみたはいいのですが、
このリモート体験によって正直、
かえって人が人と直接会わなきゃ分かり合えない
何かが確実にあるもんだな、
と強く実感しました。
理屈では会ってしゃべっているはずなんですよ。
それなのに、なんとなくもどかしいんですよね。
目に見えない皮膚感覚や、空気、
ちょっとした湿度なんてものがこんなに大切だったことは
目からウロコの大発見でした。
だから私はライブが大好きなのかなあ。
理屈なく楽しい。
今でも時々番組打ち合わせなど、
リモートですることは多いのですが、
やっぱりなんとなくどこかほんのり空々しい。
お互いにそれを(乗り越えましょう)という気持ちが見え隠れします。
打ち合わせの中身は伝わっているし、
笑いも生じたりして困った点は何ひとつないんですよ。
それなのに何かが大きく足らない空虚さよ。
ところで久々に4人で会ったレストランでは、
メニューが自分のスマホでオーダーするタイプでした。
時代だなあ、とヒジでつっつきあいましたが、
そういえば、人型ロボットペッパーくん出始めの頃、
街角で光浦さんが彼とケンカしてたことがあります。
その姿を思い出し、
「おい、おまえに何がわかるってんだ」

と、つい自分から光浦さんのモノマネをしてしまってました。
アナログ!