HOME > 清水ミチコのシミズム > 清水ミチコの「シミズム」#89
光浦靖子さんが久しぶりにカナダから帰国しました。
私と、たんぽぽ・白鳥久美子さん、
森三中・黒沢かずこさんの4人のグループは、
年齢がバラバラなのに、
何かというとすぐ集まったりしていた仲です。
数年前に光浦さんがカナダに行ってしまったので、
やっとこないだ久々に再会できたわけです。
そこでふと思い出したのは、
コロナの流行した数年前のこと。
「できるだけ人と密にならない・しゃべらない」、
というおふれが出てたんですよね。
なので、
「せめて4人でリモートでしゃべろうよ」となりました。
数回やってみたはいいのですが、
このリモート体験によって正直、
かえって人が人と直接会わなきゃ分かり合えない
何かが確実にあるもんだな、
と強く実感しました。
理屈では会ってしゃべっているはずなんですよ。
それなのに、なんとなくもどかしいんですよね。
目に見えない皮膚感覚や、空気、
ちょっとした湿度なんてものがこんなに大切だったことは
目からウロコの大発見でした。
だから私はライブが大好きなのかなあ。
理屈なく楽しい。
今でも時々番組打ち合わせなど、
リモートですることは多いのですが、
やっぱりなんとなくどこかほんのり空々しい。
お互いにそれを(乗り越えましょう)という気持ちが見え隠れします。
打ち合わせの中身は伝わっているし、
笑いも生じたりして困った点は何ひとつないんですよ。
それなのに何かが大きく足らない空虚さよ。
ところで久々に4人で会ったレストランでは、
メニューが自分のスマホでオーダーするタイプでした。
時代だなあ、とヒジでつっつきあいましたが、
そういえば、人型ロボットペッパーくん出始めの頃、
街角で光浦さんが彼とケンカしてたことがあります。
その姿を思い出し、
「おい、おまえに何がわかるってんだ」
と、つい自分から光浦さんのモノマネをしてしまってました。
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