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NEMOのGood Music A to Z

VOL.58

いつも通っているBARは何軒かありますが、たまに新しいBARを開拓したくなります。さほど人見知りではないので1人でBARに入れるのですが、初めてのお店となるとやはり多少緊張するので、まず1回その店の前を「興味ない」テイで通り過ぎます。どんな店主か?内装は?お客さんの雰囲気は?など瞬時に見極めUターンします。で、また通行人のふりをして通り過ぎます。1回じゃ確かめられないので2回。そして自分の中でOKが出た時にUターンしてお店に入ります。すると「いらっしゃーい。さっき何度か通り過ぎたよね?」とバレてます。笑。お店をやってる人に聞いたことがあるのですが、入ってきてカウンターに座った客はその店に興味がある。テーブルに座った客はその店に興味がない。と分かるらしいです。なので極力カウンターに座るようにしてます。そしてまずメニューを見てビールの値段を確認。これもお店をやっている人に聞いたことがあるのですが、ビールを安くするってみんな思っているけど、どうせ1杯目にビールの人は必ずビールを頼むわけだから高くしていいんだよ。だから850円にしてるんだと。それを知っているので、ビール650円か、この店は優しいな。と思います。で、そんな風にして最近入った新しいBARがあったのですが、小さなROCKBARで女性店員でチャキチャキで元気な美人さんで話も面白そう、流れている音楽も良くてビールの値段も650円。いい感じ!と思って飲んでいたのですが突然その女性店員が割と大きな音を立てて『ンガガガ!』と鼻水をすすりタンが絡んでいるような咳払いをしたのです。あ、体調悪いのか?タバコが煙かったのか?と思いましたが、その後、10分おきくらいにまた『ンガガガ!』と鼻水すすり&咳払いを繰り返すのです。その日は楽しかったのでさほど気にせず帰ったのですが、1週間後にまた行ってみると、また10分おきくらいにその『ンガガガガ!』をするのです。あ、これは体調ではなく、この人の癖なのか…とわかってから、その『ンガガガガ!』が気になって気になって…他は何一つ文句なく良い感じなのにそれだけが気になって結局もう行かなくなってしまいました。自分の気づかない癖って怖いですね。皆さんも知らず知らず周りに不快感を与えている癖があるかもしれないので気をつけてください!ちなみに私は知らず知らずチンチンの右側をかいているようです。あかん!そんな俺と同じ癖をもっている君たちに捧げる曲はこちら。

「Muddy&TheWolf」MuddyWaters&Howlin’Wolf
1974年発売Amazon音楽ランキング436,906位

ブルース界の大物2人、マディーウォーターズとハウリンウルフが、彼らに憧れた若手白人ミュージシャンたちとセッションした音源。そのバンドメンバーがすごい!エリッククラプトンにストーンズのリズム隊チャーリーワッツとビルワイマン、スティーブウィンウッドやポールバターフィールドなど。メンバーが豪華だからすごいのではなく演奏が良いです。特に私はハウリンウルフ好きなので『Rockin’Daddy』という曲はやばいですね。その曲ばかり聴いてました。A面B面とそれぞれ違うバンドで別々で収録されているので、大物2人が一緒にやっているわけではないのですが、これはROCK寄りの聴きやすいブルースなので聴いたことない人は是非!!若いクラプトンのソロも新鮮です!というわけで今回は「G.(ギターソロを)T.(手グセでしのいじゃう)M.(ミュージシャンにならないよう)M(みんな気をつけましょう!)」的ミュージックでした!