HOME > MEGLOG【編集日記】 > <会見レポート!> 浅田真央の想いと覚悟の詰まった大反響のアイスショー、再び愛知に!

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昨年9月から全国ツアー中の浅田真央アイスショー「BEYOND」が再び、彼女の故郷・愛知にやってくる。今度の開催地は長久手。愛・地球博記念公園のアイススケート場は慣れ親しんだリンクだけに、「ただいま!」の気持ちもひとしお。名古屋市内で行われた会見もアットホームな空気に包まれた。


会見冒頭、まずは浅田自身が「BEYOND」について説明する。

「アイスショーをゼロから作るのは2回目で、やるからには前回を越えたいという強い覚悟を持って始めました。タイトルの『BEYOND』には『乗り越える』という意味があり、私自身いろんなことを乗り越え、進化していきたいという想いをこめました。コロナ禍で日々を生きる皆様の力になれるよう滑りたいですし、一緒に乗り越えていこうというメッセージもこめています」

浅田を含め11人のスケーターが90分間ノンストップで滑るのは大きな見どころ。リンク上にはスクリーンが設置され、フィギュアスケートと映像の融合も楽しめる。演目に合わせて背景がガラリと変わり、時にスケーターが映像から出てくるなど趣向満載だ。演目は選手時代に使用した曲から厳選しており、名演技を思い返しながら進化した現在を見られるのも嬉しい。そして浅田は今回、ペアプログラムにも挑戦している。

「ペアに挑戦して、スケートの幅が広がったかなとは思います。シングルスケーターは、演目によってはストーリーの表現が難しい部分もありますが、パートナーがいることで伝わりやすくなったのではないかと。ただ、初めはリフトとか怖かったです。放り投げられたりクルクル回されたりするので、自分で飛び上がるのとは感覚的に違いますし、目も回りました(苦笑)」

選手時代と違う点には衣装もある。競技では着られない丈の長いものやパンツスタイルなどデザイン豊富で、衣装だけでも楽しめるほど工夫を凝らした。3名の衣装家と浅田自身が相談しながら製作された衣装は、スケーター全員で100着以上! 着替えを想像するだけでハードそうだ。思えば選手時代より滑っている時間が圧倒的に長く、健康管理にも違った苦労がある。彼女を奮い立たせる原動力は何なのか。


「選手時代と比べて気持ちに変わりはないんですけど、自分のスケートリンク(MAO RINK)を作ることも発表して、スケートに対する覚悟、スケートに恩返ししたいという想いがとても強くなりました。また、エンタテインメントとしてフィギュアスケートを届ける立場になり、お客様に楽しんでもらいたいという想いも強くなった。私たちのアイスショーを見て、どれだけ満足してもらえるのか。楽しく滑ってはいますが、いちばん大事なのはお客様という考え方に変化したところはありますね」

「私たちは全国100公演くらい行いますが、お客様にとっては人生一度のアイスショーかもしれないので、どの回も130%全力でのぞみたい」とも語った浅田。100%も120%も越えて130%というのが彼女らしい。ただ、名古屋出身ゆえに愛知公演には特別な感情があるのも本音。「自分自身に『ただいま!』という気持ちがあるので、お客様の拍手も『おかえり!』と返してくださっているような温かいものを感じます」と笑う。なお、ショーは常に改善されていて、昨年12月の豊橋公演から進化した「BEYOND」を見られるそうだ。

時間ができると舞台やライブに出掛け、いろんなエンタテインメントから刺激やヒントを得ているという。最近見たものを尋ねると「ずっと浜崎あゆみさんが好きだったので、先日行われた25周年ライブはすごくパワーをいただきました」との答え。さまざまな養分を吸収する浅田の進化が止まらない。

◎Interview&Text/小島祐未子


6/10 SATURDAY 6/11 SUNDAY
浅田真央アイスショー「BEYOND」
■会場/愛・地球博記念公園(モリコロパーク)アイススケート場
■開演/11:30/16:30
■料金(税込)/アリーナSS席 ¥12,000 (全公演完売) アリーナS席¥ 10,000 スタンド席 ¥7,000   車いす席(スタンド席) ¥7,000(公演事務局の電話受付のみ) ※付き添いも同額(1名まで)
■お問合せ/公演事務局 TEL 0570-02-9983(10~17時)