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「浜崎貴司」Web 限定インタビュー
取材日:2017.11.28

ロックバンド・FLYING KIDSのボーカルであり、ソロアーティストとしても活躍する浜崎貴司。彼が定期的に開催している弾き語り共演ライブ「GACHI(ガチ)」が、12月14日(木)に名古屋クラブクアトロにて開催されます。毎回豪華なゲストアーティストが呼ばれることでも話題ですが、名古屋公演にはORIGINAL LOVEの田島貴男さんが出演。このスペシャルなライブの見どころについて浜崎さんにインタビューを行いました。また、2018年にはFLYING KIDSが結成30周年を、ソロが20周年迎えることについての思いもお聞きしました。

弾き語り共演ライブ「GACHI」は、2008年から行われているイベントですが、開催しようと思った理由とイベントタイトルに込めた思いを聞かせてください。

2008年のソロ10周年を記念して、スタッフから提案されたのがきっかけです。スタッフ曰く、「サウンドではなく、“声と歌”だけで浜崎を表現してみてはどうか?」と言われたのです。FLYING KIDSから始まった音楽活動でしたので、バンド形態にこだわっていたのですが、それをきっかけにやっとその呪縛から解き放たれました。実際にやってみたら、弾き語りの奥深さにどんどんハマっていきました。例えば同じギターを使い回しても、それを弾く人間が変われば、まったく違う世界が生み出されるのが弾き語り。アーティストの生き様が滲み出ちゃう。それが面白い。そんな生き様がぶつかり合い、融合するのが「GACHI」です。

名古屋は共演者として田島貴男さんを迎えますが、今回の「GACHI」ツアーは斉藤和義さん、奥田民生さん、トータス松本さん、木村充揮さんと豪華なゲストが揃っています。イベント全体を通した共演者の選定理由を教えてください。

それぞれの音楽や人柄に尊敬の念を持っています。その素晴らしさを近くで味わいたいというのが理由でしょうか。

浜崎さんにとって田島貴男さんはどんなアーティストですか?

田島君は天才です。日本の音楽シーンに、彼が与えた影響は沢山あると思います。歌やギターのうまさは圧巻。体も頑丈そうだし、無敵か?

今回の名古屋公演のみどころを教えてください。

濃いふたりが、声を合わせて歌うところが、一番のみどころでしょうか。どんな重なりが産まれるのか、私もまだ想像つきませんが、絶対に凄い事になるでしょう。


FLYING KIDSが結成30周年を迎えるという事で質問です。FLYING KIDSはファンク、ロック、ブラックミュージック、歌謡曲など、多様な音楽性を咀嚼してオリジナリティー溢れる楽曲を生みだしてきました。例えばSuchmosにハマっている若い世代の人にも「こんなにカッコイイ音楽が30年前からあったのか!」と届く音楽だと思います。今の時代に、FLYING KIDSとしてどんな音楽を届けていきたいと思われますか?

もちろんです。当時よりも今の方が、やって来た事がうまく伝わる気がしています。是非、若い世代にも聴いてもらいたいですね。

FLYING KIDSのニューアルバム「みんなあれについて考えてる」が2018年2月14日にリリースされます。どんなアルバムになっていますか?

新たなFLYING KIDSの始まりですね。ファンク、ソウル、ロック、そして80'Sサウンドがモチーフになっています。自分では最高傑作だと思っています。

2018年はバンドデビュー30周年、ソロデビュー20周年になります。キャリアを積み上げ、このような節目を迎えた心境を教えてください。

30周年もなると、さすがにありがたい感じがしています。

バンドとソロ、浜崎さんが思うそれぞれの魅力、楽しみ方を教えてください。

バンドは力を合わせる喜び。ソロは身軽に旅して、あちこち行けたり、色んな人に会えたりする楽しさですかね。

最後に名古屋クアトロに来るお客さんに一言お願いします。

皆さんの思い出に残る夜になれるよう、気合い入れていきますね。


12/14 THURSDAY
「GACHI」~其の一~浜崎貴司 vs. 田島貴男
チケット発売中
■会場/名古屋クラブクアトロ
■開演/19:00
■料金(税込)/全自由 ¥6,000(ドリンク代別)
■お問合せ/名古屋クラブクアトロ TEL.052-264-8211