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清水ミチコのシミズム

レギュラーでやってるニッポン放送
「清水ミチコのミッチャン・インポッシブル」。
先日は、ピースの二人がゲストでした。
全く個性の違うお二人。
又吉さんは読書好き、綾部さんは熟女好き。
「一方は地味すぎ、一方はヨゴレすぎ」。
なんつって笑ったのですが、
コンビの仲ってつくづく不思議なもんです。
自分にあんまり似てても、イヤになるんだそう。
きっと目の前に鏡があるようなストレスになるんでしょうね。
性格が違うからこそ、この二人は長く一緒にいても、
ストレスがないようにお見受けしました。
私の相方と言えば、実はマネージャー。
赤の他人だけど、友達ってんでもない。
それなのに、身内よりもずう~っと長く一緒にいなくてはならない。
取材をするとき、食事をするとき、
着替えをするとき、整骨院に行くとき、
嬉しいとき~ネタがウケた時~!
悲しい時~お弁当に箸がなかったとき~!
後半から若干「いつもここから」のネタを
パクったかのようになってしまいましたが、
つまりはどんな状況でも、年中顔を合わせてなくちゃいけない存在。
海外ロケなどでの飛行機なんか12時間かかる時もある。

「席を別々にしてもらいましょう。」

これをあっちから言われる前に、こっちから先に言いたい。
かと言って嫌いでもない。
これはまるで、見合いして夫婦になった仲のようですね。
最初に「恋愛」という高まりもないため、
あきらめ半分もあるから、かえってうまくいくという。
だからお見合いって、離婚率が少ないのだそうです。
相方は運命にまかせて決めても、
案外うまくいくもんかもわかりませんね。