「ルーズソックスが再び流行！」という記事をネットで目にして喜んだのは私だけだろうか。嬉しい。40代半ばの私はビーバップハイスクールに出てくるような、または「今日から俺は!!」に出てくる橋本環奈のような「ロングスカートにくるぶし靴下」の時代をギリギリ知っていて、それをダサいと思っていた。そこへ中学の頃にいきなりスカート丈が短くなり、高校に入ってルーズソックスが流行った。その後、紺ハイソックスも参入しスタイリッシュな制服へとどんどん変貌して私にとってJK制服黄金期を迎える。そのセットでいるだけで全員かわいい。と思うほど…。それがどういうことか５、6年前あたりから、スカートは短いままなのに「くるぶし靴下」が流行りだした。うわ！ダサ！昔に逆戻りじゃん！と強い違和感を覚え、現役の中で流行っているのだから仕方がないとは思いつつ、ここしばらくはJK制服に納得のいかない時間を強いられていた。そこへ今回の記事。読めば「ミュウミュウ」「ケンゾー」など2022-23秋冬コレクションなどで取り上げられ世界的に注目を集めているという。なんと喜ばしいNEWSだ。やはり私のセンスはグローバルだった。言ってしまえば「流行りは繰り返される」ってことだと思うが、これについては強く復活を希望するのである。エロオヤジ発言ではない。グローバル的ファッション的発言である！そんな私と同じ気持ちになっているごく一部の男たちに捧げる1枚はこちら。

「howdoesthatgrabyou?」NANCYSINATRA
1966年発売 Amazon音楽ランキング237,468位

ナンシーシナトラ。フランクシナトラの娘さんで、アメリカの歌手です。60年代に数々のヒット曲を出し、最近では映画「キル・ビル」や「オーシャンズ８」などの挿入歌となっていて耳にした人も多いと思います。彼女は生まれながらのセレブですが、なぜか露出の多いエロスを感じる写真が多く、それがカッコいい！当時はファッションリーダー、時代の先をゆくアイコンとして人気だったようです。さっきのJK制服の話じゃないですが、ギャルファッションとして今でも十分に通ずる。ちょっとアンダーグラウンドの匂いもあり、日本でいうとキョンキョンみたいなアイドルでありながらサブカル的にも特別な存在だったのかと。私世代のレコードコレクターの間でも、なんか1枚持ってる。的な愛すべきアイコンでした。それにしてもお父さんは露出の多い娘の写真(下着とかもあるし)について怒ってなかったのだろうか？と心配。というわけで今回は「K.（個人的には）L.（ルーズソックスより）K.（紺ハイソックスの方がすき♡）D.（どっちでもいいよ！しらんわ！〈つっこみ〉）」的ミュージックでした！