最近もう東京では「昨日、濃厚接触者と会ったことが今日わかった」とか「3日前に会った人が陽性になった」とか身近で聞くことが増えてきましたね。緊急事態宣言も延長に次ぐ延長で、コンサート制作側としては告知タイミング、チケット手配、座席配券などがいちいち定まらない。再検討の為のミーティングが増え、延期なのか中止なのか、この時期に宣伝していいものか、またさらにミーティングを重ねる。会館やコンサートホールの方々もかなり大変だと思います。で、そのほとんどがオンラインミーティングになるわけですけど、これがまた便利ではあるけど、なんかやりづらい。電波悪い人がいるとその人を待たないといけないし、1人だけやたら音声がでかい人がいたり、パソコンいじってたり紙をいじってたり本人が気づいてない些細な音がずーっと全員に聞こえていて邪魔だったり。相づちを打つと音声がかき消されて聞き取れなかったりするので、喋ってない人は黙って待つわけですけど、そうすると銅像のようになって固まってると勘違いされたり。。いろいろストレス感じてたりします。しかし一方でオンライン「お見合い」ってのは好調らしいですね。男性側としては「お茶代」や「ご飯代」などの場所代を払わなくて済む。女性側としては「自分の一番いい角度、ライティング」が調整できるから良いみたいです。また無料オンラインツールをあえて使用して30分までしか話せないってのが「もうちょっと話したい」ってところで終わってちょうどいいみたいです。まあ、なんとも今風ではありますが、最近、会社の「面接」もオンラインで、面接官に「その場で立ってください」と言われるみたいですよ。上半身だけスーツを着て、下はパジャマなんて油断している人はそれでバレてしまうわけです。笑。は〜なるほどね〜。みなさん、オンラインは色々とお気をつけを。パンツいっちょなんてもってのほか。さらに誰にも見せられないガラの下着など履いてしまっていたら…おーこわっ。そんな「オンラインミーティング」の前で右往左往している君たちに捧げる1曲はこちら！

「Dear Mr.Cole」John Pizzarelli
1994年作品 Amazon音楽ランキング 53702位

ジョン・ピザレリというアメリカはニュージャージー州出身のジャズギタリスト&ボーカリストで、お父さんがバッキー・ピザレリという有名なジャズギタリストです。1960年生まれなので現在６１歳ですね。父親譲りの７弦ギターを弾いていて音色も独特、歌声もチャーミングで、とにかくギターテクが凄いです。速いし、なおかつ味があって気持ちいいです。これはナット・キング・コールの名曲をカバーしたアルバムで、ドラムなしでピアノとウッドベースのトリオなんですが、非常に心地いい。私のお気に入り曲はRoute66です。以前来日した時にライブを見に行きましたが、ユーモアもあって演奏で笑いが起きるようなサービス精神旺盛なステージでした。私はサインしてもらいたくてギターを持って行ったのですが、なぜかフェンダーの赤いムスタングを持って行きました。本人とは全く縁のないギターでしたが。笑。快くサインしてもらえました。ビートルズのカバーアルバムも出していてこれもとてもいいスイングしているので機会があったら是非聞いてみてください。というわけで今回は「O.（オンラインミーティングでは）Z.（絶対に）B.（ビガーパンツを）H.（履かないようにしよう）」的ミュージックでした！