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NEMOのGood Music A to Z

VOL.45

このまえ夜10時ごろ近所のスーパーに買い物に行くと、男1人に女子2人という若い3人組がいまして楽しげに話している声が聞こえてしまいました。男は割とおとなしめな好青年で女子は少し酔っているようで陽気な感じ、逆ドリカム状態(※注1)だったわけですが。女1「ねえねえ、どうするどうする??」女2「何食べたい?」男「えっ?」女1「いいじゃん!●●くんち行こうよ」女2「なんか作ってあげるからさ!」男「え〜やだよ〜、おれんち??」女1「好きなもの言って!買おう買おう!作ってあげる」という会話。やばいです。これはすごい夢のようなシュチュエーションです。こんなラッキーなことってあるんでしょうか。女子から家に行くと言っていてご飯も作ってくれちゃう。しかも女子が2人もいる。こんなこと一生に一度あるかないか?私は一度もありません。この男、いったいなにをしぶっているんでしょうか。ホント私が替わりたいです。こんな会話を聞いてしまった私の頭のなかでは「妄想」がもっこり膨らんでおりました。そうそう、1人暮らししているとき「明るい家族計画」を置く場所って悩みません?あんまり遠くに置いておいても、そのときの雰囲気を一度中断してシラけてしまう。かといってベットのモロ近い場所に置いておいてサっと取り出すのも「いつも女の子呼んでんの?」と印象が悪い。なのでどのへんがいいか。私の経験上ベスポジはベットから2歩の位置ですね。3歩だとちょっと間が空きます、1歩だと近すぎます。そしてそのときボソっと一言「あったかな〜・・・あった」といかにも最近使ってないアピールするのも忘れずに。とはいえ最近は女性の方が持ち歩いていると聞きます。時代は変わるボブディランですね。あ〜それにしてもさっきの3人組、あの後どうなったのでしょうか。うらやましい限りです。とにかく1人暮らしの男は普段から部屋をキレイにオシャレにして念の為「明るい家族計画」の置き場所も入念に検証しておいた方がいいですね。いつこんな夢のようなことが起こるかわかりませんから。そんなわけで、いまだにこないチャンスを待っている男子に紹介するミュージックはこちら!
※注1.ドリカム状態・・・我々の世代では女子1人に男2人の3人組を見かけるとそう呼んでいました。

「THE ART OF TEA」Michael Franks
1975年作品 Amazon音楽ランキング 43595位

ミスターAORと呼ばれるほど有名なマイケルフランクスさん、1944年生まれアメリカの男性ボーカリストです。ボサノバ的な曲にJAZZエッセンスを入れてオシャレな音楽ですので、非常に心地よいです。こちらはデビューアルバムで参加ミュージシャンもキーボードにジョーサンプル、ギターにラリーカールトン、アレンジに以前ご紹介したニックデカロと豪華な顔ぶれ。うまいというより味で勝負する歌い手ですが、どうやらオレゴン大学博士号を取得してるインテリさんのようです。これは部屋に女の子を招き入れる時、少し暗くしてこんな音楽を流しているのもかなりポイント高いです。私もかつて、部屋でどうしたらイイ感じになるのか?研究に研究を重ね、出した結論が入り口を塞ぐように真横にベットを置くという暴挙に出た過去があります。入るときも出るときもベットをまたがなきゃいけないわけですから確率が上がると思ったわけです。w。ま、効果ゼロでしたけど。音楽はこのマイケルフランクスをかなりの頻度で使用させていただきました。(ご本人としては不本意かと思いますが。w)みなさんも一度試してみてください。ベットを真横に置く!いや、間違えた、マイケルフランクスを流す方で!というわけで今回は「G.(逆ドリカム状態で)D.(どこをどうされて)D.(どうなっているかわからなくなるのが)Y.(夢です)」的ミュージックでした!