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NEMOのGood Music A to Z

VOL.29

ついに行ってきました!熱海秘宝館。日本の神秘、現存する唯一のチョメチョメ名所。感無量でございます。ありがとうございます。全国で3つ残っていたうち、佐賀の嬉野観光秘宝館と栃木の鬼怒川秘宝殿の2つが2014年に閉館したので、ココしか残っていない。無くなる前に急がねば!と思い、正月休みをココで過ごす事に致しました。というわけで今日は「突撃、ちん○んだらけの秘宝館レポート!」をお届け!まず、ワクワクさせられるのはその立地ですね。秘宝館は山の上にあって、ロープウェイで上ってゆく。これは非常にロマンがありますね。角度がいい。20代のちん○んの角度ですね。ぐいぐい登って行きますと、着いた場所がいきなり入口なんですよね。もう入るしかないわけです。これもアメイジング。怪しい入口から中へ進むと、それはそれは、どこを見回してもちん○んだらけですね。最初から最後まで、ビデオでモザイクがかかっている部分がすべてモザイク無しなわけで、モロだしです。テレビ画面を無理な体勢をして色んな角度で見た日々、エロ本の黒い部分を爪の先でこすったあの日の努力はどこへいったのか。古いとか、笑えないとか消化不良とかネット上では賛否両論ありますが、俺にとってはすべてがちん○んまん○んに囲まれ、それだけで構築されているこの秘宝館という空間が完全にパラダイスなのです。そりゃマリリンモンローのハンドルも、映像とリンクする自転車のサドルも、全力でぐるぐる回しましたよ!最近はバカになれない若い子が多いようで…なさけない…男はバカであれ!行き過ぎくらいで良いんです、ダメですよ、理屈で考えちゃ。すぐチェンジしちゃダメです。来たものを楽しむのです。マリリンモンローのスカートをめくる為に全力でハンドルを回す。これが今の男には足りないのです。どんな子が来ても、どんな事が起こっても、強いハートとちん○んが必要なのです。というわけで、そんなふにゃ○ん男子にお届けする、ペンネーム「秘宝館」からのリクエストナンバーはこちら!

「MAKI Ⅵ」 浅川マキ 1974年作品
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浅川マキさんはジャズやブルースの匂い漂わせる女性ボーカリストで、石川県出身。1942年生まれで2010年67歳で亡くなってます。未だに人物像にせまる特集がされる等、カリスマですね。これはライブ盤で、ピアノは山下洋輔さん。ジャジーなライブですが、語りかけるように歌う彼女の声は静かな演劇が繰り広げられているようです。自分がこのレコードに出会ったのは大学生の頃、1994年あたり。阿佐ヶ谷の一人暮らしの部屋で「港町」「わたしの金曜日」を聞きながらウイスキーをすする、これが泣けるんですわ。笑。調べると、歌を足し算でなく引き算しないとね。とご本人が言っていたようで。歌詞に対してどう歌うか?隙間を作り、さらにその隙間にリズムを作ることは、歌い手として共感しますね。歌に限らず生き方にも通ずる気がします。きっと、浅川さんが現代のふにゃふにゃ男を見たら、「あんた!はっきりしなさい!」と一喝してその場を立ち去るでしょうね。そして人生に迷ったら秘宝館に行きなさい!これは言わないか。笑。というわけで今回は、「A.(熱海)からK.(帰ってきた)M.(息子)のY.(様子)がおかしい!」的なミュージックでした!