毎年、この時期のコラムではクリスマスを一人で過ごしながら原稿を書いております。というのを3年連続でキープしている気がします。そんなんじゃいかん！今年こそは！と奮起したこの俺の最近の出来事を報告したいと思います。突然ですが、みなさんは、お前なんかまったく興味ないけど、気を使っておだてて褒めて誘ってあげてんのに、調子に乗って「ムリムリ！ｗ」と女子に、バッテンマークをされてデートを断られたことありますか？俺はついこないだありました。知り合いが合コンに誘ってくれたのです。しかも恵比寿というオシャレタウン。女の子はフランスだかイタリアだか忘れましたが、どっちかに留学していた2人らしく、バイリンガルだ！と意気揚々と期待に胸膨らませお店に向かったおっさん2人でしたが、残念なことに事前に見た写真と全く違く、会って数秒で胸がしぼんでしまいました…しかしせっかくの会なので、盛り上げ役に徹し、大アホキャラで話していた最後、いちおうマナーとして「デートしようよ！」と一言言ってみたのですが、「いや～ムリムリ！」と満面の笑顔でバッテンマークをかましてきました。結局連絡先も交換せず、おごらされるだけおごらされ、俺と同じ思いだったのか、一緒にいたおっさんと2人、そのあと怒りのやけ酒となりました。さらに、いよいよクリスマスがやばい！という日にちが迫ってきたときです。今流行りの相席屋という居酒屋に初めて行くことになりました。ラストチャンスだ！と意気込んで男3人で向かって行ったのですが、やって来たのは、今度は本物のフランス人。ニホンゴ、ベンキョーシニキマシタ～。なんて感じでカタコトで会話も弾まず、もーどうでもよくなって「キ○タマ」だの「ポ○チン」だの下ネタたくさん教えてあげました。結局、俺はいろんな天罰が下ったのか、24日イブの夜22時に、深夜バスに乗りこみ1人大阪出張という最悪なクリスマスを迎えました…泣。そんな思いに同情してくれる君たちに捧げます。きょうはこの一枚！

「Jools Holland's Big Band Rhythm & Blues」
Jools Holland　2001年作品
Amazon音楽ランキング99252位

前回のビートルズ絡みで、このアルバムもご紹介。ジュールズホランドというピアニストです。元々「スクイーズ」というロックバンドのキーボーディストで、ビートルズのメンバーとも親交が深く、ビートルズアンソロジーという映像のインタビュアーも務めています。このアルバムはそんな彼と親交の深いミュージシャンがずらりと参加していて、とてもクオリティーが高い！ポールウェラー、クラプトン、ドクタージョン、ジャミロクアイ、なかでもスティングの「Seventhson」はモロかっこいいし、何といってもジョージハリソンの生前最後の録音「HorseToTheWater」も入っています。いろんな意味で良質で最高な1枚です！持つべきものは彼氏彼女ではなく、仲間だ！！と無理やり自分に言い聞かせてみました。というわけで今回は「K.（こっちが）誘ってあげてると思いきやA.（あっちも）同じようにA.（会って）数秒でM.（胸が）しぼんでいる可能性大。的ミュージックでした！