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NEMOのGood Music A to Z

VOL.10

みなさん、あけましておめでとうございます。羊の毛のようにフワフワした気でこのコラムを書いて参りましたが、どうやら今年も続けて良いようでして…編集部の方々の寛大さと読者様のいい具合に放置して頂いている感に感謝しています。今年もよろしくお願いします。さて、ついこのあいだクリスマスがありましたが、みなさんは楽しく過ごせましたか?俺は何の予定もなく、ただ通り過ぎて行きました。ホント言いますと実はこの原稿を書いている今日が12月25日。まさに今クリスマスでして、昨日はイブ。まだ半分は終わってはいません。この残りわずかな時間をどうするか考えながら書いています。ふらっと寄ったバーのカウンターに股下黄金比の完璧な女性がいて、「最近草食系多くないですか?」「そうそう!」「俺は違います!肉!肉!肉!!俵ハンバーグです!」「無理無理。」「いや、そこをなんとか!」と土下座してホテルへ行く。そんなクリスマスだったらいいな〜と妄想しています。残り3時間…結果はお楽しみに!というわけで、こういった肉的妄想ができない人に今回はこの1枚を捧げます!

「LIVE!ThisisBUDDYGUY」BUDDYGUY(1968年作品)
Amazon音楽ランキング142822位

アメリカはルイジアナ州出身のブルースギターボーカリストです。現在78歳。シカゴブルースの代表的人物。まるでわめき散らすような歌声で、ギターもハイテンションで弾きまくります。この人は肉そのものですね。くどいくらい熱血ブルースマンです。10年前くらいにライブを見に行った時は、ギターソロ中にバックバンドへ「静かに!」という合図を出して、蚊の鳴くようなギターソロをかましてから徐々に演奏を盛り上がる。そしてまた「静かに!」といって小さくする。それを延々と繰り返す…やり放題。まさに肉!このアルバムは若い頃のライブですので、ひたすら熱いです。特に4曲目の『Knockonwood』の観客との絶叫コール&レスポンスは圧巻です。こんな人に土下座されたら、勢いが凄すぎて思考停止しそうですね。というわけで今回は「「D.(土下座)されたらH.(ホテル)行っちゃいそうなN.(肉食系)B.(ブルースマン)ミュージック」でした!